みちや内科胃腸科

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お知らせ

日本人間ドック学会・健保連が示す基準検査値の誤解

日本人間ドック学会(人間ドック学会)及び健康保険組合連合会(健保連)が、本年4月に公表した「新たな健診の基本検査の基準範囲」に関する報道が国民の誤解を生み、医療現場に混乱が生じています。 高久日本医学会長は、通常、検査の「基準値」と言われているものには「基準範囲」と「臨床判断値」があるが、両者は意味するところが全く違っており、明確に区別すべきものであると説明しています。

人間ドック学会・健保連が公表したのは「基準範囲」で、これは、多くの健常人から得られた検査値を集めて、その分布の中央95%を含む数値範囲を統計学的に算出したものであり、疾病の診断、将来の疾病発症の予測、治療の目標などの目的に使用することは難しいのです。

同医学会長は、「基準範囲と臨床判断値は全く異なる概念から生まれた数値であり、基準範囲(の上限値・下限値)と臨床判断値は異なるのが当然で、疾病の診断、将来の疾病発症の予測、治療の目標に用いられるべきは臨床判断値である」と強調しました。